当園のトウモロコシの生育状況を日を追って掲載して行きます。
4枚目もドリームも間引きの様子です。皆それぞれ筋肉痛回避の工夫をしてると思います。「ドルチエ・ドリーム」の成熟日数は84〜5日です。「ピクニックコーン」と「甘々娘」はそれぞれ、82〜3日でこのように同日に播種しても収穫日がずれます。
5枚目「ピクニックコーン」の1弾目、弱いなりに頑張ってます。画像にはありませんが第2弾目ピクニックが良くありません、同日のドリームでさえ悪かったのですから天候です、丁度花冷えの時期で雨も多かった記憶があります。
さて、6枚目「甘々娘」の1弾目、1穴に10粒播種してこれです。生育もまあ、相変わらずでが更にいつもより不揃いです。画像からは外れていますが最初の方の2〜3通りは昨年から保存しておいた種を2粒づつ播いたのですが、そちらはほぼ95%くらいの発芽でした。生育も揃っています。1弾目の天候はベストコンディションでしたから、しかし今年の種はそれでこれです。
7枚目は「甘々娘」の第2弾目。もう、こんなざまです。10粒播いてですよ、もうね、3弾目も発芽しましたがまだ揃っていません。今度は渇きですね。
まぁ、今季の「甘々娘」ではしょうがありませんね、播きつけを断念した産地もありますから。何とか「甘々娘」屋としては一人でも多くの方々に今年も甘々をお届けしようと。結果を承知で播きつけました。半分ですが。
という分けで、今回まだ、ご予約受付け前の生育状況の記録ですが、長くなりました。次回からは少なくしたいと思います。その方がこれ以上何事もなく順調であるということにもなりますし、本来「桃屋さん」ですし、あと近頃「シャインマスカット屋」さんでもあります。こちらはハクビシン対策です。とほほ。
2025/04/10
現在のトウモロコシなのです。
1枚目画像は「ドルチエ・ドリーム」、2枚目が「サニーショコラ ライラ」それぞれ100%近い発芽で良く揃っています。
3枚目が「ピクニックコーン」発芽は90%近いですが相変わらず弱々しい感じが見受けられます。
4枚目の「甘々娘」は更に弱く不揃いです。実は今季この「甘々娘」が大問題なのです。今年の種は発芽率が極端に低いのです。
報道では「メロン並みの糖度で人気の 甘々娘 発芽率低下で収穫量激減」
とか
「ブランドトウモロコシ 甘々娘 がピンチ 今シーズンの収穫量見込みが8割減 生育不良原因は“種の質”」
となっています。
実際、今季の種の袋には「発芽率」が45%以上となっています。通常は悪くても75%以上とか85%以上が一般的で、それを2〜3粒程播いて100%の発芽を目指します。(種も高価なので当園では2粒ですが)
しかし、今回の「甘々娘」事前に入った情報で45%どころか2粒播いても20%くらいしか発芽しないとのことでしたのでそのため、通常より多く播くつもりで種も確保していたのですが、2割しか発芽しないとなると、どうしても計画に支障が出ます。
育苗してから移植という方法もありますが、面積が広いと手間(人件費)がかかり、それも難しく・・。
で、今回の4枚目の「甘々娘」の発芽率ですが、画像の通り不揃いではありますが、約75%ほど発芽しました。ええ、10粒播きました一穴に。
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地元のローカル新聞にも掲載されていました。
朝日新聞でも出ていたとか、あとTVとかYahooニュースなんかもあったようですね。
発芽不良の原因についてはメーカーに問い合わせましたが特定できていない様子で、原産地の天候、保管等複合的な要因ではとのこと。
本来、メーカーとしては販売したくなかったようです。生産者からのクレームが必至ですからね。無いと困る人にだけという事で「ノークレーム、返品無し」の念書に署名して種を購入しました前代未聞ですw
今のところ第一弾はこんな感じで、2番手、3番手はまだはっきりしません。
「サニーショコラ ライラ」は「甘々娘」の作付けを減らした為に、とうもろこし自体の収穫量確保という事で導入しました。来年以降も「甘々娘」復活、種が希望通り確保できるか保証が無いので、今後の有望品種としてという事もあります。
あと、人気が出てきた「ドルチエ・ドリーム」も多く播きつけましたので、こちらもおすすめです。
2025/04/05
2025年 トウモロコシの発芽
発芽してます。5日の画像。
サニーショコラ ライラという品種ですブログにも載せた画像です。
今季この品種を導入したのには訳があります。
今季、作付けた品種は「甘々娘」「ピクニックコーン」「ドルチエ・ドリーム」そしてこの「サニーショコラ ライラ」です。
「ライラ」と「ドルチェ」が一番早く発芽しました。
その他の品種は次回。
昨年までの生育状況もご参考にどうぞ。
2025/04/25
トウモロコシの間引き
前回の記録から15日、発芽を見てから20日が経ちました。播種からは約1ヶ月になりますね。
今回はその成長と間引きの様子です。1枚目は「サニ―ショコラ・ライラ」今回の甘々娘の種子の不作もあっての試作と販売です。イエローコーンでその特徴についてはご注文ページにて載せました。ブランドメーカーさんの担当お二人からもお話を詳しく伺いました。お二人が同じ話をされていましたが、全農とかで、毎年、試食会が行われるそうですが、比較されるのが同じイエローコーンの今一番の主流品種だそうですが、試食会の後、余ったコーンを参加者が持ち帰っていいことになっていて、一番最初に無くなるのがサニ―ショコラ・ライラだそうです。まぁ、希少品種という事もあるのでしょうが、お二人ともそれを誇らしげに語っておりました。
さて、生育ぶりですが、発芽も生育も順調です。この品種の成熟日数は86日タイプの中性種なので他の同日に播いた品種より遅れるはずです。もっとも2〜3日ですが、それに食味という点では早く採り始めても構わないそうです。遅れるよりは良いと。つまり収穫期間が長いとも言えます。恐らくその辺りがおそらく生産者にとって良い所でもあり、惜しい所でもあるのでしょうね。(やや遅れるのが)
二枚目もライラの間引きの様子ですが、筋肉痛確定です。家内は足を使わず手で立ち上がるようにして筋肉痛を回避するそうです。流石です。恐れ入りました。私、まだ階段降りるの怖いです。
三枚目は「ドルチエ・ドリーム」の1弾目、順調です。ライラとほぼ同じくらいの成績です。今回、ご注文ページにご紹介を追加しました。ライラに力が入ったので、ドリームに面目が立ちません。しかしヒロシになってしまいました。
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