桃の頁

桃の春夏秋冬


夏です、収穫です、大忙しです、でもけっこう楽しいです。海行きたいです、行けません。(・_・)

夏

袋かけの様子です。

このおばさん達は、摘果、袋掛けのプロです。
もう、15年以上も、この時期になると手伝って貰って
います。

もう60を越えているのですが、皆さん元気です。
40年以上のベテランだそうです、話を聞いていると
なかなか、ドラマがあります。

仕事は速いです、上手といいます。
収穫間際のあかつきです。
ここからが難しいところです。
着色、大きさなど、外観上はここまで来れば、問題ありません。「あがり」はいいと言います。

後は、店保ち(たなもち)を頭にいれて、どこまで糖度を上げたところで収穫するかです。
桃の場合、糖度はもちろんですが日保ちも重要です。
収穫直前まで糖度、重量とも上昇します。(それも急激に)しかし、1日、一晩でも適期を逃すと、樹上で軟化します。もちろん、それは出荷、流通には適しません。一般の方が見た場合、「一体、どこがいけないの」状態で販売を諦めなければなりません。その場で食べたら、「こんなおいしい桃食べたこと無い。」と必ず言う筈です。でも、出荷、販売は出来ません。
白鳳です。
この品種は、一般的には着色がやや難しいとされている品種です。

着色と糖度は直接的には、因果関係は無いと言う説になっています。関西方面では、袋をかけたまま収穫するので桃は赤くなりません。しかし、味に問題はない様です。

でも私は着色は熟度のバロメーターだと思っています。収穫時期を見極める一つの材料に違いありません。

着色増進資材(シルバー)もいくら早く敷いても、時期が来なければ、自然な着色はしません。

こんな具合(左写真)のように仕上がると、収穫するのさえ惜しくなるほどです。

一つ一つ手にとって、熟度を確認しながら、慎重に収穫します。

ここで女房は、タオルの影でよだれを垂らしています。
味見をしてやろうという下心がミエミエです。
畑の隅でモグモグ食べているのを私は何度も目撃しました。(・・;)
ワァーワァー、キャーキャー、
         忙しい、食べたい、忙しい!
  

ぱーとU



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