2002/9/17



このところ、夏の干ばつの分まで取り戻すかのように、連日雨模様の日が続いています。朝晩もすっかり冷え込み寒いぐらいです。





紫の茄子の花は毎日咲きます。天候や樹勢によって花の大きさや雌しべの長さが変わります。雌しべが短いと当然、自然受粉がしづらくなります。
花の色と大きさから肥料の効き具合を判断します。必ずしも大花で色の良い花が多い方が収量を上げるとは限りませんが、着果率や茄子自信の品質は優れています。今朝は紫の雨に滲んだ茄子の花です。





受精後、落花を経て着果した茄子は急激に肥大します。
よく自給野菜で茄子を栽培されている方に「何故、農家(プロ?)のナスビはあんなに柔らかく種が入っていないのか」と尋ねられます。それは、もちろん肥培管理や病害の防除等による、樹勢の維持によって、茄子の肥大率(成熟日数)が違うからです。





今日現在、既に2m以上伸びた茄子の樹。
20kg野菜コンテナに専用の鋏で丁寧に収穫します。本日もいつものメンバー7人で世間話等をしつつAM 5:15 から収穫作業。





胡瓜の赤ちゃんです。こんなに小さくてもすでに元気なトゲトゲが見えますね。ここから急激に成長します。





胡瓜は茄子よりもさら肥大が早く、一般的にスーパー等で販売されているS・Mサイズに揃えるために、朝晩収穫するほどです。





ブルーム胡瓜について。
近頃(といっても、もう随分前からですが)のきゅうりはブルーム(果紛)の無いピカピカきゅうりが主流です。しかし、本来きゅうりは、表面を白い果紛に覆われています。画像から分かるでしょうか。
接木の技術によって、本来どの品種でもこのブルームに覆われたきゅうりが特別の台木に接木されブルームレス胡瓜に生まれ変わるのです。
しかし昨今、この果紛のついた昔ながらのブルーム胡瓜が人気を呼んでいます。見た目のよさからブルームレス胡瓜が主流になったきゅうりですが、「忘れ難い歯ごたえ・香り」と見直されています。

当方で販売中のきゅうり「夏涼み」は、正に、このこだわりのブルーム胡瓜なのです。

【ブルームの正体】
胡瓜の内部から出てくるケイ酸質の粉。
人体に、まったく害は無いが、見た目の問題から、この二十年でブルームレスに切り替わった。(日本農業新聞より)






無登録農薬使用の問題について


 無登録農薬散布の一件が大きな問題になっております。
消費者の皆様から、この件に対してのご意見を多数頂戴しております。今回の一件は私自身同じ農家としても全く呆れかえっているところです。効果やコストを優先してなどと、理由になる筈が無いこの行為は言語道断です。生産者として消費者に対する安全性の責任も省みず、また自分自身がその発ガン性のある成分を含んだ農薬を浴びながら散布してまで、その目的を達成したかったのでしょうか。あまりにも身勝手な販売業者と無知なこの業界の有様に怒りを通り越して情けない気持ちです。

今回の問題は、また一つ消費者の方々に大きな不信を抱かせてしまいました。間違いなく犯罪であるこの行為は農家全体のイメージ・ダウンを招く事は必至であり、正しい知識を持った農家にとって大きな痛手です。

イート・ア・ピーチの適正な農薬の使用による減農薬には偽りはございません。農薬に関しては、農薬としての認可、登録はもとより作物別の登録、及び使用基準を遵守しており、使用濃度、散布回数においては、最低限もしくは、それ以下に抑える努力をしております。
また、その購入先は、全て登録済みの系統経由(農協購買)で取引された薬剤です。

 関連の報道によりますと、昨今、ホームセンターなどで家庭菜園用にいろいろな農薬が販売されていますが、その中には無登録農薬も少なからずあるようです。安全な野菜や草花を求めて始めた家庭菜園が、知らないうちに有害農薬に侵されていた、などということがないよう、お買い求めの際は充分ご注意ください。

イート・ア・ピーチの農薬使用に対する考え方はこちらをご覧下さい。

       https://eat-a-peach.jp/nouyaku.html
  秋茄子  https://eat-a-peach.jp/ipm.html



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