桃の頁

桃の春夏秋冬


冬は剪(せん)定作業に追われます。
暮れから始めて、2月いっぱいかかります。
冬







こちらは棚式の剪定です。
女房の剪定も私と同等です。
こちらは、立ち木の剪定前の様子です。
この樹はたしか、植付け初年度に、除草用の管理機で主枝を折ってしまったために、樹形が乱れております。

今更、どうにもならないので臨機応変にというところでしょうか。

まず、太枝切りバサミで徒長枝を切ります。

徒長枝というのはその年に出た新鞘でまっすぐ上に伸びたものです。
先にこれらをざっと整理します。
剪定にもリフトを使います。
脚立を上り下りするよりは仕事はスピィーディーに進みます。

が、全体の樹形を眺めながらの剪定はしづらいことも事実です。


こんな所でしょうか・・・。(^_^)

面白い話があって案外、樹形作りに熱心な方に限って良い果実が収穫されないなんて傾向もあるのです。作業性や、見た目も大事なのですが、結果的にイジメてしまったり、強制的に整えても桃の生理に反する場合もあるのです。
所謂、樹の生長(栄養成長)と果実の充実(生殖成長)は別物ですから、養分転流を無視して理想どうりの樹作りばかりに重点を置き過ぎるとそういう結果も考えられます。

勿論、すべての理屈を理解した上での樹作りはこの限りではありません。

桃の大まかな春夏秋冬はこんなところです。
その都度の農作業は、Life and Works (生業綴り)でもご紹介致します。

袋かけの様子などこちら






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