桃の頁

桃の春夏秋冬

2001年度版になりました。

皆さんから秋以降何をしているのだというご質問を
たくさん戴きました。10月一杯は茄子の収穫に追われます。

桃の作業に取り掛かれるのは、12月に入ってからです。
年内中に一部剪定に手がつけられれば上々なのですが…

 桃は寿命の短い作物です。今回16年程たった桃の伐採です。

女房が嫁いで2年目ぐらいに一緒に位置決めをして植え付けたのが、ついこの間だったような気がするのですが・・・

このところ、毎年こうして桃の伐採をしています。
既に別の畑に若木を植え付け順次更新することによって、品質と収穫量を落とさないように心がけるのです。
 それにしても我が子のように育てた桃を切るのは辛いものがあります。その品種、その圃場にその年その年のドラマがあり、一本一本個性が違う桃の木に、思い出があるのです。


チェインソーの目立てです。
電動のヤスリで一つ一つ刃を研ぎます。
10a当たり12本ぐらいの桃の木を切るのに、1度か2度こうして目立てをすることによって、逆に伐採の時間は短縮され、仕事がはかどるという訳です。
16年間お世話になるました。
という訳で、一緒に捨てた花でしたが手向けてみました。
で、荼毘に伏します。(^_^;)
CO
2 が出るじゃないかと言わんで下さい。今の所こうして始末するしかございません。

かーちゃんも泣きながら燃やしています。(煙くて)

一人前に収穫が上がるのが5年目くらいからですからわずか10年の経済寿命です。5年間の育成期間
の償却を果すには効率の悪い品目かもいしれません。

ユンボで根も掘り起こして整地し、また新たに苗を植え付けます。

しかし、忌地(いやち)といって、桃も二代目、三代目
と同じところで栽培していると樹勢が落ちるなど、健全な成長は見込めません。

土壌病害なのか、微量要素の不足なのか原因は特定できないようですが、所謂連作障害となリ、野菜同様、産地の移動に繋がります。


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