2010/04/25

25日早朝、霜が降りました。
甲府気象台の朝5時の最低気温は2.4℃。

霜は3℃を下回ると場所によって霜が降ります。
「促成ピクニックコーン」はビニールトンネル内で葉が既に天井に届いていましたが
天気予報で3〜4℃の予想にビニールを外せずにいました。

そしてやはり霜が。



ビニールに触れていた部分が霜害に遭います。
昨年もビニール除去直後の28日に遅霜の被害に遭いましたが、今回はまだビニールが掛けてあったので被害は一部です。




下の画像は当園の圃場ではありませんが、二重被覆の促成栽培で既にビニールを除去するしかない程、成長してますで霜の被害程度が広くなります。



昨年に引き続き2年連続の被害ですが、今年の異常低温ではある程度覚悟していましたが、「やはり」という感じです。

この時期の被害はA品率の減少や収量の低下、生育の停滞により収穫時期の遅れが想定されます。被害程度によりますが。


下の画像は不織布(ベタ掛け資材)を利用した露地ピクニックコーン。
こちらもやはり葉が布に触れていた部分が被害に遭いました。



この時期の被害としては、品質に影響は無いと思いますが、やはり生育は若干遅れるでしょう。
ベタ掛け資材の場合、露地栽培であってもこうなることは十分承知していましたが少しでも早く露地として早く収穫したいと一部だけですが使用しましたが残念です。


下の画像はまったくの露地「甘々娘」今回は大丈夫でした。やはり寒い中を発芽してきますので、弱い霜なら被害はありません。もちろん後1℃低かったら露地も被害無しで居られなかったでしょう。



この他、カラス避けのために、本来必要なかった不織布使用の露地ピクニックコーン園も霜の被害がありました。しかし更に小さいので被害の影響は少ないと思いますが、カラスのおかげに踏んだり蹴ったりって訳です。

その他、それぞれの露地物の園は大丈夫でした。

また天気が崩れるようですが、その後は気温も上がるようですから何とか今後の挽回に期待するのみです。




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