2009/04/29 |
|
このところまた朝晩寒い日が続いていましたが、昨朝は随分と冷え込み、恐れていた遅霜が ありました。 画像は「促成甘々娘」、生育の方は順調で雄穂も揃って開き始めていたところです。 ![]() が、上の画像では何の問題もなく見えますが近づいてみると一部、葉が黒く凍みているのが 分かります。凍霜害です。下の画像。 ![]() 昨朝の気温は甲府気象台で3.7°場所によって明暗を分けました。 所謂、低地の霜場といわれるところに霜が降りました。それもわずかの高低や住宅地付近など で大きな差が出ます。甘々娘は幸い程度の軽い霜害でしたが、広く平らで低い位置の「促成ピクニックコーン」のほうが被害が大きくでました。下の画像 ![]() ![]() こちらも数日前にビニールトンネルを除去して順調に育っているところでした。 が、やはり部分的ではありますが近づいてみると下の画像のように被害に遭った葉の面積が 甘々娘よりも大きく広範囲です。 ![]() で、今後の成長にどういう影響があるかというと、被害葉の枯死から光合成が不足し生育の遅れ ヘタをすると製品の上位等階級比率の低下が考えられます。つまり数が減るってことです。(泣 促成物に関しては既にご予約数が収穫予定量に近づいていましたから近日中には一旦、 ご予約受付を停止する予定でしたが、更に早まりそうです。 ご予約いただいたものは、発送しなければなりませんので余裕を持ってのご予約停止です。(数量が確定次第、再販売もありますが) 通常栽培(露地)物はこういう時に強いです。下の画像。 ![]() 画像は「甘々娘」。被害の様子は見られません。 最初から低温の中、発芽生育していますので寒さに強いのです。 下は「ピクニックコーン」 ![]() というわけで、農作物はこのように天候に振り回されながら育つといういい見本ですね。 発芽不良といいい今回の凍霜害といい今年のとうもろこし栽培は苦難の連続です。
|