Life and Works
生業
19


冬支度?・・・・漬物編


 白菜の漬物。
こんな美味いものは世の中で他ににない。と、思うのです。
これを食べるのが1年間待ち遠しくて待ち遠しくて・・・
1週間ほど前から戴いておるのですが、
材料渡して女房のおかんがこさえてくれましたのです。

 最近、もしこれが切れたらどうしようと、だんだん心配になってきましてかーちゃんに「ど、どーするつもり、無くなったら」と思い切って尋ねたのです。
家のかーちゃんは白菜の美味しさは知っているのですが、三食パンでもいいなんてぬかす奴ですから、心配で心配でいられません。
漬け物いうのはなかなか手が掛かるものですから、近頃のように忙しい時代になってきますと、若いモンだけでは農家といえども食べられないという羽目になるのをヒジョーに恐れたのです。
で、



珍しいものを見ました。これは大根です。大根を千切りにして干しているところ、よーするに切り干し大根を作る工程という訳です。
近所の老夫婦が(といってもまだまだ現役のお百姓ですが)だいこんが沢山あるので久方振りにやってみたというのですが、そーですか、はじめて見ましたが手が掛かりますねー。

この辺では隣近所を方角で呼びます。(^o^)
こちらは「南」の庭先の風景というわけです



こちらは「西」のたくあん用に大根を干しているところを1枚。
こうなってくると気が気で入られません。たくあん食べたい。
白菜無くなったらどーしよーなど、かーちゃんにお写真見せて家でも作ろうよー、朝晩、ぼやいたのです。(別におさしん見せなくても見えるのですが隣だから)
で、とうとう始めてくれました。


桶を洗い始めましたね。(・_・)
よしよし。
まず、手始めに野沢菜ですかー。
ちょっと大きめですが、柔らかそうです。


かーちゃんが漬け始めて何年でしょうか。
上手になってきました。
実家のおかんには及びませんが・・・。
左が、年が明けて春先から炊いて食べるための漬物用(塩と南蛮がメチャ効いている)だそうです。
ウマイんだこれがまた。
右は当座用。
水が上がったら鷹の爪と昆布を入れて
、もう一度付け直します。



ここの所毎年近所のつたちゃん(仮名)が秋野菜をくれます。
今回、大根アラカルト。
左から、千枚付け用、大根卸し用(とっても辛い)、三杯酢漬け用(中が赤い)、サラダ用、煮物用、一番右が、たくあん用青首大根。

大根にもいろいろあるのですねえ。
つたこさん、いつもいつもありがとう。m(__)m

つたちゃんの野菜畑、先程までご本人が居たので、おさしん撮ろうとカメラをもちに行っている間にか帰ってしまいました。
依って、畑だけ・・・(ここに笑顔のつたこさんほしかったな〜)

この辺の土壌は深くて肥沃なので野菜が美味しいのです。




そうそう、白菜は昨晩、新しいのを漬けておりました。
やれやれ・・・一安心。



それにしても夏が懐かしいなぁ・・・

2001年 夏 イート・ア・ピーチ桃、秋茄子の収穫の様子はこちら


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