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収穫 LIVE !

2001/08/09
AM 6:30

一年間の苦労が実り、迎えた収穫の時。
最上の喜びの瞬間です。








川中島白桃 2001年初収穫です。
手に持ってる桃のサイズは600gを越えるもの。
5kg箱へ12個入りの製品となります。


コンテナで持ちかえり箱詰めします。



と、大真面目に解説してしまいました。(^^ゞ

とにかく、収穫は良いものです。
この瞬間を味わうために、頑張ってきたのです。




訂正


同業者の方にご指摘を受けました。
収穫LIVE!の桃が600gには見えないとの事です。
失礼しました、畑に秤を持って行った訳ではありません。
従いまして、あの桃は570g程度だったかもしれません。
良いものから収穫しますので、その程度はあったかなと
思って載せてしまいました。m(___)m
正確さに欠けたことをお詫び申し上げます。

また、桃生産農家の方でしたら、二重袋についてはよくご存知だと思いますが
この辺では、一般的に二重袋ミニが普及していますが
それより大きいロング(横幅同じ)、さらにそれより大きい2重袋がありまして
この辺では、ほとんど使用されてはいませんが
我が家ではこの特大の二重袋を使用します。

メーカーに問い合わせたところ、りんご等に使われるとか・・・。
二重袋については、当初糖度不足になりがちの懸念があるともいわれ
使用していない共選組合もありますが、私の思うには糖度不足の問題は
外側の遮光袋の外すタイミングが意外に難しく、果肉先行となり
収穫せざるを得なくなり結果、糖度不足の桃ということになる。(早種は
試験場の報告などでも、除袋時期を早めることで、
糖度不足は解消されると言っていたような記憶があります。
その年の天候によっても違いますが、この特性をよく知って使用する必要があります。

前にも述べましたが当園では浅間白桃以降中・晩生種は
全てこの、特大袋を使用します。
二重袋を使用する理由については、二重袋は除袋が早い(外袋を引っ張るだけ)。
風によるスレ果を防ぐ。夜蛾による被害を防ぐ等ありますが
やはり、最大の魅力は消毒の回数が減らせることです。
病気というのはたいがいは雨によるものですから、
中袋がある事によって収穫直前の農薬の散布が減らせるのです。
これで、減農薬と同時に、労力の軽減とコストの削減が図れます。

というわけで、二重袋の特大を使用しますが、
袋が大きくて桃が小さく見える・・・かな。

また600g12個では、5kg箱に入るのはおかしいとのご指摘もいただきました。
確かに、全て600gでは単純計算しても7.2sになってしまいます。
説明不足でございました。当方の12個入りの製品の規格は
500g以上を12個入りとしております。平均530gとして6.36kg程度になります。
5kg箱ダンボールに入れます。かなり重いですね、ズッシリきます。
横はよいのですが、深さが少々足りません。
下に敷くウレタンを薄くする、上に載せるネットを薄くするなどの工夫をして
出荷いたします。桃の保護については1個ずつの保護キャップで
大丈夫のようです。




こちらは正真正銘600g以上の川中島白桃です。
女房の手です。




こちらも間違いなく、一宮水蜜の600g以上です。
人事部長の手です。

なんか、こうしてみるとやっぱり600gあったかなぁ・・・。収穫ライブ!
初取りだったしぃ・・・。