2006/05/26

穂が開き初めています。画像は昨日のもの。



「甘々娘」は他の品種と比べてこの穂(雄べ)が特徴的。
開き具合が最初の頃は立ち気味でやや短いのです。
他の品種に比べて先端不稔(B級に格落ち)が出やすいのはそのせいかも知れません。(T-T)




こちらが房から出た雌しべになります。下の画像を見て頂ければよく分かりますが、上の穂が開葯し花粉が落ちて下の房から出た雌しべと受精してプチプチのコーンの粒が出来上がるという訳です。




房は一番房の下に1〜2本付いていて、一番房を大きくしてやる為に、2番目を掻きます。
それがベビーコーンとか、ヤングコーンとか言われるものです。当園では出荷は致しませんが。




露地「甘々娘」も穂が見えてきました。
画像は昨日25日のものですが、パンチフィルム(促成栽培物)の出穂が10日の画像にありますが
そうしますと15日遅れとなってしまいますが、収穫時期にそれほど開きがある訳がないので、これから陽気が進むに連れ成長も追いついていくものと思われます。

それにしても昨日、今日と5月とは思えない寒さですね。低温や日照不足の影響が野菜に全般に出ている様子です。

しかし、昨年の生育状況を見てみると「露地きみひめ」の画像で出穂の様子が26日前後、今年の
「甘々娘」出穂の画像が昨日25日。殆んど変わらないということになります。
これは、昨年「甘々娘」は「きみひめ」との同時発送を目論んでやや3日ほど成熟日数が短いと思われる「甘々娘」を標高の高い圃場で栽培しましたが。今年は「きみひめ」と同じ標高の圃場で栽培したこと、また、「甘々娘」の増栽培に伴って1回目の蒔きつけを3日早めたこと(霜害の危険はクリア)で
今年の低温分の差が出ていない若しくは小さいのかも知れません・・・なんて思ってますが、今後もこの寒さでは一般的には5〜7日の遅れを何処まで帳消しに出来ますかどうか。

あと、促成栽培にしても、穂の開花から収穫までの日数を昨年の露地と比較すると、予定よりそれほど大きくずれないような気がしてます。あくまでも現時点ではですが。

ところでメインのカメラがこの後、桃を一枚撮って壊れました。カードを読み込まなくなってしまいましたのです。(泣) ですので「きみひめ」や「ピクニック」の画像は今回ありません。

たぶん、カードリーダーはコンパクトフラッシュを読みこむのでニコン側の問題でせう。グス。
修理に出して戻るまでサブカメラでの撮影になりそうです。こんなところでこんなに長く書いても誰が読むのでしょうって気もしてます。(^^)

では。次回をお楽しみに。

あ、そうそう、促成栽培甘々の穂が開きはじめを見たことでもう少し余裕がありそうなので再度予約受付けを再開します。とりあえず若干ですが。宜しくお願いします。ではでは。



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